前回の記事では、家庭教師のトライ主催のオンラインセミナー
『中学受験スタートセミナー』
で出てきた大手進学塾についてご紹介させていただきました。
今回はそのセミナー内容の続編になります。
塾はもう少ししたら検討する予定。
でも低学年の今のうちにやっておくことって何?
セミナーでは教育プランナーでもある講師が、小学低学年で意識しておきたい学習のポイントを解説してくれました。
なるほどーと大きく頷ける内容だったので、今回シェアしたいと思います。
―この記事はこんな方におすすめー
- 今後、中学受験を見据えている
- まだ中学受験に対する情報収集を始めたばかり
- 低学年のうちにどんな準備をすべきか知りたい
※今回の参考セミナー:家庭教師のトライ「中学受験スタートセミナー」
低学年でやっておくこと①思考力のトレーニング
まず第一は、思考力のトレーニング。
どれだけ本質を捉えることができるか。
セミナーより
うーん、本質って難しいですね。
問題の意味、何を求められているか、を把握するのがまず大事ですよね。
そしてそれに対して、自分の引き出しを駆使して解く。
つまり色々な引き出しを用意しておく必要がありそうです。
よく幼児期からの早期教育で、瞬発力を養うようなメソッドもありますよね。
それはそれで良い面もあるのでしょう。
しかしここでお伝えするのは、それとはある意味逆の考え方と言えます。
瞬発力は二の次。
それよりもあれこれ頭でじっくり考え、手を動かして答えを導き出すこと。
これがまさに『思考力のトレーニング』ですよね。
確かに「分かった!」ってなると勉強って楽しくなってくるもんです。
低学年でやっておくこと②インプット&アウトプット
そして第二は、インプットとアウトプット。
先ほど出てきた『色々な引き出し』を用意すること。
これがインプットということになるでしょう。
自分の言葉で説明できるか。
セミナーより
これがアウトプット。
回答欄に正解が書かれていると、しっかり理解できているように見えますよね。
しかし本当にそうでしょうか。
どうしてこうなるのか、説明できるかな。
本当に理解していないと、人に説明することは難しいです。
逆に人に説明することによって、本当に理解が進むということもあるでしょう。
親へのアウトプットによって、親はつまづき箇所を拾い出すこともできます。
何より孤独な勉強ではなくコミュニケーションになるのがGood!
そう考えるとアウトプットは良いことづくしですね。
コミュニケーションで「勉強って楽しい!」と思ってもらえるなら何よりです。
低学年でやっておくこと③『なぜ?』を繰り返すこと
三つ目は、親子でなぜ?どうして?を繰り返すこと。
前項のアウトプットもある意味『なぜ?』ですが。
まだ知らないことに対して興味を持つ『なぜ?』もあります。
色々な『なぜ?』がアウトプットにもインプットにもつながるのですね。
既にお気づきかもしれませんが、ここまでご紹介した3点は独立しているのではなく、お互いに関連しあっています。
というよりも、ただ言い方を変えただけ?みたいな(笑)
学習の柱は塾ではない、家庭だ!
今回のセミナーでまず始めに言われたこと。
保護者がどれだけ情報にアンテナを張っているか。
これが中学受験の大きなポイントなのだとか。
セミナーでは予備知識をはじめとして様々な情報を聞くことができ、私もようやく保護者としてのスタート地点に立った気持ちです。
そしてもう一つ。
今回のセミナーに限らず、塾・家庭教師など教育のプロ、そして先輩パパママの多くが口を揃えて主張されていること。
子供の学力アップのカギは塾ではなく、家庭が握っている。
これなんです。(ぐおお、プレッシャーが。。)
つまり保護者である私の役割としては、
- 情報にアンテナを張る
- 学力アップの素地を家庭で養う
この2本立てということになるのでしょう。
塾はノウハウは教えてくれますが、それも学習へ取り組む姿勢のベースがあってこそ。
学習のベースを作るのはあくまでも家庭、ということなんです。
(もちろん学校があることは言うまでもありませんが)
まとめ
ということで、我が家の家庭学習への取り組みについても、改めて考え直す時期に来ているなあというのが所感です。
今までは(小1〜2)学校の内容をしっかり押さえる、だけを考えてきましたから。
改めて低学年で意識しておきたい学習のポイントをまとめます。
- 思考力のトレーニング
- インプット&アウトプット
- 『なぜ?』を繰り返すこと
そして学習の柱は塾ではなく、家庭であることを認識すべし。
私自身、過去に個別指導塾の講師をしていたのですがこれは本当に同意します。
「家で勉強しないから、せめて」
ってことで来てるんだろうな。
「少なくとも塾にいる間は勉強してくれるだろう」
いえ、よそ見したり歩き回ったり全然集中してないですけど。
っていうの結構ありました。
ですが、親子だとケンカになったり難しいのも今はよく分かります。
「うるせー!いちいち聞いてくんなー」
我が家もいつ言われるかドキドキですよ。
引き続き当サイトでは我が家での体験を織り交ぜながら、役立つ情報を発信していきたいと思います。ではまた!